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□1回だけでも、何かが変わるはず

 

──まず、無料体験授業というのは、どうやったら受けられるんですか?
黒井●中学生と高校生の場合では少しやり方が違うんですが、ます中学の場合はメールやお電話でお申し込みをいただいたら、直近の授業で1週間を目安に、飾らないふだんの授業の雰囲気を見ていただきます。


──高校生の場合は?
黒井●英語は通常の授業に出ていただきますが、時間外で個人的にカウンセリングをしてアドバイスをします。


──数学は?
黒井●高校3年生の場合はとくに問題がなければ授業にポンと入ってもらいますが、高校1、2年生の場合は、通常授業ではなく、「自分が一番分からないと思っている問題」を持って来てもらって、その問題について1対1のディスカッションを行います。それだけでどこまで分かるかを体験してもらます。


──通常のグループ授業ではなく、ですか?
黒井●ええ、まずは個別にきてもらって、「あ、この先生は僕の分からないところ、かゆいところに手が届く!」ということを体験してもらうことが大事なんです。学校と黒井塾の授業進度には違いもありますから、2回くらいグループ授業に出てもらっても分からないんですよ。だからまず個別の授業を1回でも受けてもらえば、だいたいの生徒さんは「えっ、そうだったの!?」となります。

──学校との進度が違う場合、入塾後はどのように対応を?
黒井●その場合は何度か補講を受けてもらって調整します。難易度の高い大学ほど難しくても良い問題を出します。数学では、そこに到達するための大きな流れのなかに布石を打っていく必要があるので、まずは通常授業のその流れに乗るための補講です。逆に、「自分の学校の進度に合わせてほしい」という要望があれば1対1の個別授業という形になります。


□黒井塾はこんなところ

 

──入塾してから気をつけることは?
黒井●私の授業では演習に取りかかる前に、いま学んでいる領域でどんな旅をしてきたのかを各自の頭で物語ってもらうようにしています。


──「旅」というのは?
黒井●わかりにくい(笑)? たとえば微分を学ぶときに微分の大テーマは何なのか、その根幹の思想は何なのか、それによって微分はどのような広がりを見せるのか、個々の問題の背後にある物語を意識してほしいと思って授業します。一見無味乾燥に見える数学も大きなストーリーをもっていて、私たちは今にいたるまで旅をしてきた旅人のようなものなのです。

 

──その流れをつかむのは簡単ではないのでは?
黒井●これは他の教科でもそうでしょうが、最初は「分からない」が続くかもしれません。でもそのうち「分かる」の歯車が少しずつ回り始めるようになればいい。たしかに効率重視のドリル的な学習をすれば受験問題を解けるようにはなります。でも、より高いところをめざすには、それではダメなんです。旅人になるということは、さらにもっと先へ自分の足で行ける、ということでもありますから。


──そのために必要なことはなんでしょう?
黒井●これは親御さんにも申しあげたいのですが、中学1、2年生とか早い段階からあまり点数にこだわる必要はありません。やはり「考える時間」をふんだんに使って、本を読んだり、ニュースを見たり、一見「ムダ」にみえる部分を大事にすることではないでしょうか。

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